神茂のはんぺん


昨日は、所用で合羽橋に行ったついでに浅草の「天健」でお昼ごはん。その後、日本橋三越に向かい2つの用事をすませた後、コーヒーを飲みながら晩ご飯の献立を相談。胸もやけてないしお腹ももたれていないけれど、いろいろ考えたらあっさりの夕ご飯がいいに決まってる。そういえば神茂の本店はすぐ近所。じゃあ、夕ご飯のメインは神茂のはんぺん…と、お店に向かったのでした。実は、ん十ん年前、5年間ほどこのあたりに通っていて、神茂もよく通ったお店のひとつ。お店はすっかりきれいになり、あたりもだいぶ変わっていたけれど、それでも昔ながらのお店はいくつかは昔のたたずまいのままで、ほっとしたりして。行きがかり上というか、ついでに確認しに、通っていたビルのところへいくと、ありました、ありました。懐かしいとはあまり思わなかったけれど、一瞬、頭の中だけあの頃にタイムスリップして、近所にあった(いまはない)ガソリンスタンドや薬局の人たちの姿が浮かんできてびっくり。おもしろい体験でした。
 さて、肝心のはんぺんは生のまま、わさび醤油で。ほかには、
・菜花のおひたし、ポン酢で
・ふろふき大根、田楽味噌とゆず胡椒
・砂肝のにんにく煮
 ふろふき大根ははじめ、田楽味噌とゆず胡椒を別々につけて食べていましたが、味のチャレンジャー・オット氏が試したところ、味噌1ゆず胡椒0.1の割合で合わせてつけてみると、あれまあ、大根の甘み、ゆず胡椒の辛み、味噌の風味がどんな具合だかうまくいって、おいしかったこと!
 お酒は、ビールと奈良「睡龍 生もと 瓶燗」。この酒はやはりお燗、でした。〆は白いご飯と、豆腐+芋がら+ネギの味噌汁。