朝日新聞の「料理メモ」


案の定、金曜日の夜は美酒に酔いしれ(飲み過ぎ)、翌朝は少々グロッキー。この日は昼に三鷹柳家小三治師匠の独演会があるのだけれど、お昼に食べたいものが思い浮かばない、でも食べないと途中でお腹がすいて、落ち着いて落語を聞いていられないかもしれない。さあ、どうしたものかと考えて、三鷹蕎麦屋「きびや」http://gourmet.livedoor.com/restaurant/5220/へ。オット氏は、つけそば、私は卵とじそばを食しましたとさ。こちらでお蕎麦は二八でほどよいコシ。おつゆは、カツオが立ちすぎずまろやかだけれど甘くはなく、やさしい味で体がずいぶん落ち着きました。そして小三治師匠。いつものように、まくらたっぷりで一席目の「茶の湯」が終わったのは、その日の終演時間だったそうな(でも、館内に貼り出されていた紙には、ちゃーんと「終演時間 未定」となっていた)。そのためか二席目の「猫の皿」は、師匠ご自身、ちょっと急いているご様子で。でも、おかしな言い方だけれど観客との息もぴったりで、とてもいい会でした。師匠のお声にも、前回よりは張りがあって、ちょっと安心。で、夕ご飯は、オット氏が予約を入れてくれていた吉祥寺の「魚真」さんへ。刺身、ホタルイカとわかめ、筍の酢味噌、キャベツとアサリの塩ダレ炒め(おいしかった!クセになる味)、てんぷら(鯛の白子、生めかぶ)、お寿司をいただき満腹、満腹。お酒は(それでも飲むのだ)控えめに、ビールと秋田「十文字」の活性にごり、島根「扶桑鶴」の純米吟醸
 ……と、ここまでが前置きで、写真は今日のお昼です。うちでは朝日新聞をとっているのですが、自慢じゃないけれど私はほとんど新聞を読みません。だって、つまらないんだもん。いろいろ、偏っていたりするし。唯一目を通すのが「料理メモ」。旬の食材を使って手軽にできるレシピが多く、私は大好き。で、今日の朝刊に掲載されていたのは「豚トマト丼」。どう使おうか思いあぐねていたトマトがあるので、ちょうどいいってんで、お昼はこれに決まり。トマトの酸味がきいて、おいしゅうございました。サラダは、キャベツと新たまねぎ、にんじんを、にんにくドレッシングで。ほかに、きのこ煮と高菜の漬物、豆腐と青のりのお味噌汁。