お疲れさまー。

7日に喜寿を迎える実家の父と2月にお祝いしそこねた母(傘寿)を連れ、5−6日、1泊で栃木県・板室温泉へ。「大黒屋」は、しつらいもお料理も派手さはないけれど、静かで落ち着いていて、体の芯からほぐれていくのを感じました。気に入ったのは、スタッフの距離感。でしゃばらず、でも、こちらの思いをさっと汲みとってくれる細やかな心遣い。夕食にシャンパンを注文しようとしたら、なんと「私たちからのお祝いの気持ちです」と、プレゼントしてくれたのだー。感激。うれしすぎて夕ご飯の写真を撮るのを忘れてしまった。

で、朝ごはん。ここには映っていないけれど、山の芋のとろろもあって、それがとってもおいしかった。ね、すべて手作りで、いいでしょ。一品、一品ちゃんと味が違っていて、つまり調味がいい加減ではないのです。器を金継しながら使っているところも、うれしい。私も、早く習おう。
ところで。
この旅にオット氏は、自転車を持って行きました。行きは那須塩原まで輪行で、駅から温泉そしてダムまでひとっぱしり。そして帰りは、宿から家まで200kmあまりの自走でした。朝9時すぎに宿を出て、家に着いたのは夜9時頃。おおよそ予定通りだったそうですが…大変だったねぇ。

私は、両親とともにのんびり宿を出て、「旧青木家那須別邸」に寄ってから東京へ。疲れはてて帰ってくるオット氏は、おなかは空いていても何を食べていいかわからないと思うので、とりあえず品数だけを揃えておく。
・牡蠣フライ(買ったもの)
・車麩とごぼう、干し椎茸、いんげん、にんじんのたきあわせ
・ほうれん草、豚バラ煮
・枝豆
湯葉の刺身
 お酒は、サッポロ黒ラベルと、コノスルの赤をほんの少し。
 ホントにお疲れさま! そして、いい旅になって老親も喜んでおりました。ありがとう!(10/6夜)