後夜祭

白影泉が届いて幸せな気分に浸りながら眠りについた誕生日。翌朝、目が覚めたら、またまたビッグな贈り物が届きました。じゃじゃーん、天然の猪肉! 奥播磨の蔵元さんから、猪鍋用のお味噌とセットになったプレゼント♪ 基本的に野禽類は得意じゃなく、以前は猪鍋もノーサンキューだったのだけれど、以前、蔵をお訪ねした際に「土地の名物」として猪鍋をいただいてからは、その鍋と、つくしのこの猪鍋だけは大丈夫、というか好きになったのでした。というわけで、夜は猪鍋に決定。

前菜は、ゆでたカリフラワー&ブロッコリーラディッシュを味噌ORマヨネーズで。ほかに、かぶと玉ねぎの糠漬け、炒りぎんなん。

主役登場。つくしのこ風に、味噌味のだしに野菜(白菜、ごぼう、根つきせり、しいたけ、長ねぎ)をわさわさと入れ、その上に猪肉をかぶせるように乗せて。野菜に火が通りはじめて沈んでくると肉の色が少しずつ変わってくるので、それを待ってから野菜とともにいただくというのが、つくしのこのお母さんから教わった食べ方。こうすると、肉もだしがらみたいにならないし、野菜もくたくたになる前に食べられておいしい。
さて、この鍋は味噌がポイント。通常、猪鍋というと赤味噌系の汁だけれど、奥播磨の蔵のある兵庫県の宍粟あたりでは白くて甘い味噌を使用(京都の白味噌とは、ちょいと違うけど)。初めて食べようというときは「げ、猪肉を甘い味噌で!?」と箸を持つ手が止まるも、食べてみるとこれがまあ、なんとなんと上品な味(表現できず…)。〆は、わが家の味噌を少し足して、うどん。ふわぁあああ、幸せ〜。
 お酒は、サッポロ黒ラベルと、兵庫「奥播磨 袋しぼり」。ホントは、前日にいただいた「白影泉」を開けようと思ったけれど、肉がまだあるので白影泉は次回。てことで、袋しぼり。やっぱり、その土地のものにはその土地のお酒が合うなあ。(1夜)