2011年の三が日。


ようやく年があけました。おめでとうございます。
ところがわが家、31日、大掃除のあと最後の仕事に出かけたオット氏、家を出る時点でどうも喉の調子がよろしくなく、案の定、家に戻ったらよろしくなく…。お風呂掃除のかび除去剤(の塩素)で喉をいためたらしいところに、風邪のウィルスがついたみたいで。そんなオット氏をひとり家におき、非情にも私は実家へ。そこで年を越してお雑煮を食べてから、家に舞い戻る。オット氏、熱が出てきたもよう。食欲もナシ。
というわけで、今年の三が日はとくにお正月らしくもなく、いつものごはんとほぼ同じ。しかもオット氏はあまり食べられないので、ほんの少し。おとそもなく、ビールをほんの少し。
でもでも、こうして新しい年を迎えられたのだから、めでたいな。

実家からのおすそ分け。

お義姉さんお手製の黒豆(つややかで、きれい!)と、市松文様にしたつもりの味噌松風。

明けて2日。お雑煮にする?と聞くと、「お餅はちょいと重い…」ということで、うどん。体を温めるべく長ネギをたっぷり入れて。おぞう煮用のにんじんと小松菜をトッピング。

お刺身なら食べられそうかなと思って、まぐろの切り落とし。ほんの少しながらオット氏の胃の中におさまった。よかった、よかった。紅白なます、お多福豆、キムチの残りと、揚げ物好きの私用に海老のすり身揚げ。この日もビールのみ(それでも、飲むのだ)。

3日。すばらしい回復力。オット氏は起き上がり「浅草にお参りにいこう」。行きました。が、家を出るのが遅く、現地に着いたのがお昼ごろだったため、おなかがすいてお寿司屋さんへ。すしや通りにある「寿司清」だったかな。なかなかのお味で、まぐろの赤身とほたてがとてもおいしかった。腹ごしらえはできた、ではいざと観音様に向かうも、とてもとても列に加われたものじゃなく、あっさり断念(えっ!)。遠くから拝みもしなかったバチあたり夫婦は、その足で日本橋に向かい所用をすませて帰宅。日の落ちる前、暖かいうちに戻ってこられてよかったよかった。
そしてようやく、ほんのちょっとだけお正月ふうの夕ごはん。紅白かまぼこ・岩石卵・味噌松風がのっているお皿はKさんのお母様の新作で、お正月におろそうと楽しみにしていたもの。長いお皿を…とのリクエストにこたえていただき感謝、感謝。薄紫に出るこの釉は何かしらん。きれいな色。ほかに、お義姉さん作の柚子大根と黒豆、お義兄さん作のいかにんじん、実家の煮物の残りをありがたくいただいて、新しい年を寿いだのでした。新しくつくったものが何もないのもなあと、れんこんとクリームチーズおかかあえ、てのも作ってみたけれど、お醤油が多すぎて失敗。