バレンタインは、鴨でせまるの♪


「バレンタインは ハートで せまるの♪」っていうCM、覚えている人がいるといいなあ。ピーナッツがいっぱい入った、ハート型のチョコレートね。でもいまそれは売っていないので、オット氏にはサティのシャポーを。カカオの味がちゃんとして、おいしい(って、お相伴にあずかってる)。そして、なぜかこのところ鴨が頭から離れられないので、夜は鴨のたたきにすることに。

といっても、実は私はさほど鴨が得意ではなく、だからもちろん鴨肉を買ったこともない。でも、以前、HMさんが作ってくれた鴨のたたきがとっても美味しかったのでレシピを教えてもらって挑戦。といっても実は非常に簡単。合鴨の胸肉の余分な脂を取り、皮に3mm幅(5mmになっちゃったけど)に切れ目を入れて、つけ汁(みりん1カップ、醤油、だし、酒いずれも半カップ)に1時間ほどつける。テフロンのフライパンに、油をひかずに鴨を皮目から入れ、こがさないようにして(あは、こがしちゃったけど)全表面をかりっと焼く。このときに出てくる脂はこまめに、ペーパータオルなどで拭きとるのがポイント。全体に焼き目がついたらアルミホイルに包む。粗熱がとれたころには、肉の中までじんわり熱が通っているので、薄く切って器に。
いやあ、恥ずかしながら、鴨はもも肉より胸肉のほうが高価だということ、初めて知りましたよ。肉の質がよかったのか、くさみがまったくなく、やわらかく、絹のような舌触り。そのままでもいただけるけれど、つけ汁をフライパンで少し煮詰め、かけて食べるとGOOD!

里芋の、ごま味噌煮。ねっとり、こっくり。

春菊と海苔のおひたし

しょうがたっぷりの、あさりの炊き込みご飯。
 ほかに、ピリ辛ブリ照りの残り、きざみめかぶ。
 
 お酒は、サッポロ黒ラベルと、日本酒は、鴨にはコレがあうんじゃないかと兵庫「奥播磨 誠保 生もと 20BY」を飲み始めるも、ちょいと味が強すぎていまいち(ピリ辛ブリ照りのタレとの相性はマル)。そこで静岡「喜久酔 本醸造」を合わせると、まあ、これがベストマッチ! 鴨の甘みがふわーっとふくらんで、よいのです。思い出すだけで、うっとり…。(14夜)