今年のりんご

毎年恒例の、りんご狩り。
1年間、農家さんに育てていただいて、
実ったら収穫に行くという、
長野市豊野町の「りんごの木オーナー」というものです。
今年は、夏の台風でずいぶん落果したとか。
でもそのせいでしょうか、1コ1コが例年より大きめです。
甘みは、心なしかスッキリ。これはこれで、美味です。
我が家の分はおよそ70コ。
これからしばらくは、毎朝1/2コずつ消費します。
風邪を引かないためにもね。

1年間、心をこめて育てていただいたのに、
収穫はあっという間で、1時間ほど。
運動量もさほどではないのに腹ぺこになるのは、
空気がきれいなせいでしょう。
りんご畑の近くで、新そばのせいろと握りのセット。
もともとお寿司やさんなのだけれど、
十割のそばも打ちます、というお店「栄鮨」の
「栄セット」です。

今年初の、新そば。
のびていたわけではないのだけれど、
みずみずしさがちょいと足りないのが残念でした。



朝5時半に家を出て、戻ってきたのは夜の7時。
当然、夕食は手間ナシのものばかりになり…。
・炒りぎんなん
・キムチ納豆
・大根のぶどう漬け(りんご園主、高橋さんの奥さんのお手製。
 大根を、甘酢&巨峰の果汁で漬けたもの。うまい!)
・小蕪のグリル
・小松菜のたらこ煮(オレンジページ「そそる、煮物」より)
・ごま豆腐
・銀だらの粕漬け

 料理と写真、どちらの腕もいまいちなため、
 おいしそうには見えませんが、
 とくに小蕪のグリルは、旬ならではの味。
 フライパンにオリーブオイルをひいて、
 半生かげんに焼くと、じゅわーっと蕪の甘みが
 口の中に広がります。味付けは天然塩と黒胡椒。

 今宵のお酒は、
 「悦凱陣」と「酉与右衛門」。
 前者は小蕪に、後者は銀だらの粕漬けと相性よし、でした。