「奥播磨」。しぼりたてです。


兵庫県姫路市安富町の酒蔵、下村酒造店から、
しぼりたてのお酒をいただきました。
右の「奥播磨 純米 おりがらみ」です。
宅配便さんより荷物を受け取るとき、すでに、あの酒蔵のいい香り。
そして箱を開けたらば、スーっと、さわやかで(!)甘い香り。
ああ、幸せ。しばらく、箱の中に顔をうずめておりました。
左は、17BY「純米吟醸 仕込第35号 袋しぼり」
さすが下村専務、我が家の好みをご存じでいらっしゃる。

奥播磨」は、私を日本酒の世界に招き入れてくれた最初のお酒。
たしか7、8年前、Mさんのお誘いででかけた「フロンティア東条21」
という、兵庫県加東郡東条町」産の最上級山田錦を使った日本酒造りに
力を注ぐ酒蔵さんたちの集いでした。
日本酒のことなど何もわからぬ私が、そこで奥播磨に惹かれたのは
専務の朴訥なお人柄に触れたから。
そして、そのお人柄は有名蔵となった今でも変わらず、
まじめに、全身全霊を尽くして酒を醸していらっしゃる。
かの国には「オードヴィー」と呼ばれる酒がありますが、
こうして作り手が精魂込めてつくる日本酒も、まさに「生命の水」。
だからこそ、「百薬の長」となり得るのでしょう。
なんちて。飲みすけの、都合のいい言い訳だけどねん。