せりの根っこ


七草はとっくに過ぎたのに、私は何を勘違いしていたのか、大地に芹をたくさん注文しておりました。そこで「つくしのこ」のお母さんにならって、芹いっぱいの鍋。鍋の具は、ほかにしいたけ、えりんぎ、白ねぎ、豚肉で、汁はだし+赤味噌+みりん。芹の根は、泥の始末がちょいと手間ですが、しゃくっと噛むと甘みがあっておいしい。きんぴらにするといい、というので今度、やってみよう。食物繊維たっぷりの鍋ですが、どうやら私のお腹、消化活動に精を出しすぎているみたいで、かなり疲労感があります。胃から腸がぐったりしている感じ。芹の薬効としては「食欲増進」があるようですが、ううむ。

今日は、オット氏が仕事の帰りにいいものをおみやげに買ってきてくれました。静岡・国香さんの「傅一郎」! こりゃあ、あれしかないでしょ、ということで、福島のお義兄さん特製のいかにんじん、の、げそ。漬け汁がよーく染み込んだそれを、グリルで炙って食べるのですが、これがもう…。焼き物が下手ですぐに焦がしてしまうので、今回は慎重に、グリルにつきっきり。その甲斐あって大成功でした。ごちそうさま。

早く使わないと、のもの3つ、芽キャベツスナップエンドウと新じゃが、でサラダを。じゃがいもは蒸かし、芽キャベツスナップエンドウはさっとゆで、マヨネーズ+マスタードであえるだけ。

…というわけで、お酒はビールと、「傅一郎」。四合瓶ですが…残りわずかです。