醗酵もの2つ。


味噌2種、左がわが家のもので、右が実家のもの。同じ材料、(こうじと大豆、塩の)同じ比率でつくった(ちなみに、つくった人も同じで私)のだけれど、保存状態はまったく違う。うちの味噌は、マンションで常温(室内で光が当たらない場所)、実家のこれは一戸建ての床下。気温も湿度も実家のほうが当然低く、とくに今年の夏の猛暑下ではその差が大きく開いたことでしょう。その結果が、色や香り、味に出ました。実家のほうが、すべてにおいてライトです。といっても、例年より熟成が早いけど。醗酵ものって、おもしろいなー。

味噌をちびちびなめなめしつつ、サッポロ黒ラベルと滋賀「不老泉」、島根「王祿」。ほかには
・塩豆(赤えんどう)
・明太子ポテト
・鶏肉のおしあわせ煮 キッチン・ウィッチ中島先生のレシピ
・里芋の含め煮 小松菜
・カブのアンチョビ炒め

 アンチョビは自家製。たしか3月頃に仕込んだはずのもの。最初のころは青魚くさく、どうしたものかと頭を抱え、しばらく使わずにいたのだけれど、その間にじっくり醗酵してくれたようで、うまみと甘みのあるいい味に。何より、市販のものより塩っぱくない! 感激のあまりぼーっとしていたら、ちょいと火が通りすぎて色が濃くなっちゃった。カブも焦げる寸前…。

(10/26夜)