秋の味、いろいろ。


大根、にんじん…といった冬野菜も、その「走り」がそろそろ出てきました。大根は、まだちょっとえぐみがあるけれど、身が白く、引き締まって充実感たっぷり。にんじんも、みずみずしくてクセが少なめ。いずれも、この時期ならではの味わいじゃないかしらん。ということで、
・大根の干し貝柱煮
・にんじん+にんじんの葉のきんぴら
・赤ずいきと黄菊の酢のもの
クリームチーズ+ゆずピール
・塩たまご

 下ごしらえまでしたのに、いろいろあって2日ほどつくるのが遅れた2品。まあるいのは、揚げ蓮団子。中に辛子を入れてから気づきました。これ、先日赤坂のとあるお店で「からし蓮根」として供されたものと同じ! そしてそして、ごつごつ、唐揚げ風なのは「高野豆腐と干ししいたけの竜田揚げ」。こちらは「玄米、ときどきマクロビごはん」のカノウユミコさんのレシピだけれど、いやあ、びっくり。(本のコピーにもあったけれど)まるで地鶏の竜田揚げみたいなのだ! 巷にはベジタリアンたち向けの、お肉の代わりに大豆タンパクを使った竜田揚げがあって、それもまあおいしいのだけれど、どうやっても日向くさくて「やっぱり、無理があるなあ…」というのが正直な感想。けれどこれは、そうした臭いもなく、うまみたっぷりで箸が止まらない…。いいレシピに出会いました。
 お酒は、サッポロ黒ラベルと、WOODBRIDGE BY ロバート・モンダビの白(シャルドネ)。とくに後者が、蓮団子&竜田揚げに合うこと、合うこと。(4日夜)