わらび:今年のお初


そういえばまだ、わらびを食べていなかった。と思いながらオオゼキに行くと、生のわらびが。あら、運命の出会い。重曹をふりかけて熱湯をかけてそのまま冷ますうちに、葉先はまるで合成の色をさしたような緑色に。でも自然の色だから、どんどん褪せていってしまうのだけれど。

というわけで、食卓はこんな陣容。
・ゆで空豆
・じゃがいもとにんじんのなます
ごぼう巻…ごぼうを、花咲大根で巻いて漬けたもの。「するめ巻」の姉妹品というか、姉さん品。
・ぶりの照り焼き ソテーした舞茸とネギをそえて

ぶり照りの皿に残ったタレと、そんなことだろうと予め多めにつくっておいたタレをご飯にかけて。と、オット氏はおもむろに席を立ち、冷蔵庫から食べる辣油を取り出して、ご飯の上にたらり。祝・大正解。
 お酒は、サッポロ黒ラベルと、ぶり照りにはきっとこれ、と、兵庫「奥播磨 誠保」と「奥播磨 山廃純米22BY」を飲み始めると、こちらも大正解。(17夜)