カブと帆立のフリカッセ!?


先週、三里塚から「五百万石カブ」というソフトボール大のカブが2つ届いていたのでした。1つは浅漬にしたけれど、もう1つは煮て、その味を確かめなくちゃ。いつも和風の煮物にするので今回は趣向を変え、クリーム煮に。フリカッセ、っていうんですね。ふーん。五百万石カブは、大きいから大味かと思ったら大間違い。肉質はもっちりして舌触りもなめらか、甘みも、むしろ小かぶより強いくらいです。ポタージュにも向いていそう。カブのほかに帆立、小エビ、にんじん、ブロッコリーを投入。帆立がまた、いい仕事をしてくれまして、ぐっと深い味わいになりました。シーフードのシチュウにありがちな、生臭さもまったくナシ。
 ほかに洋物っぽいおかず…と思ったけれど、思いつかないし材料もない。せめてと、山芋とレンコンにわずかなオリーブオイルをふりかけて、グリル。ピランソルトと粗びき黒こしょうをぱっぱとかけていただきました。あとは、せりの根のキンピラ。洋物チックにしたくてオリーブオイルを使って作ってみたところ、お、イケるじゃん。と、ここまでビールなしで食べていたのですが、うーむ、我慢できん。そういや冷蔵庫の中にはコノスルのスパークリングワイン。開けちゃえ! オット氏いわく「辛口のスパークリングワインは、野菜に合うねえ」。そう、フリカッセにはもちろん、不思議と、芹のおひたしに合いました。
 〆は、いつだったか帆立で大根を煮たときの煮汁をあたため、こづゑさんにいただいた「吾妻きしめん」をつるつるっ。牛負けた〜。