胸いっぱい、なので。


夕方から、大切な30年来の友人の、新しい門出のパーティがありました(その「門出」については、多くの人に知っていただきたいので、後ほどあらためて)。オット氏と私は、裏方としてほんの少しお手伝い。ろくな祝辞も述べられない自分を情けなく思うけれど、感慨が深いというか思うことがありすぎると逆に、何を言ってもうそっぽくなるような気がしてうまく言葉にできないんだよなー。たとえば、「愛してる」って心から思うときに、「愛してる」って言えないように。これって、私だけかしらん。
 もとい。とまあそんなわけで、胸いっぱいになると食欲はあまりわかないようで、(いや、お腹はすいていたのだろうけど)食べたいものが思いつかない。そこで、冷蔵庫や冷凍庫のあちこちから残り物やら余り物やらをテーブルに並べただけの夕ご飯でした。
・旬さばの天日干し&大根おろし
おぼろ豆腐の温奴
・紅葉漬
・白菜漬
・ゆで小松菜

 大根おろしは、まるで雪のよう。この大根は近所の農家のお母さんがつくった、大蔵大根。三浦大根もあったけれど、太ももみたいな太さ(!)だったので2人ではとても消費できない、と断念し、こちらに。なんのなんの、負けていません、大蔵くん。身がしっかりつまっていて、おろしても余分な水分が出てきません。味は、びっくりするほど甘い! 薬味として食べるにはピリっとした辛さもほしいところだけれど、ポン酢をかけたら味が引き締まって、◯。
 お酒は、ビールのみ。

 あ、〆は「肉だんご鍋」の残りのスープで極めてうまいラーメン…のはずが過ってスープにも大量のこしょうを入れてしまい…大ショック。終始、気持ちと行動がちぐはぐだった夜でした。