蓮田の花見


春、埼玉県蓮田の「神亀酒造」にお花見に出かけるようになって何年になるだろう。もちろん、招かれて、ではなくて、みんなで勝手に押しかけるのだけれど。桜の時期はいつも、甑倒しのちょっと前。だから、花見の途中に蔵に入って槽口をいただけたりする。今年も蔵人の永田さんにお願いして、ちょいと味見。(ちなみに蔵人さんたちはこの日もお仕事中)ああ…至福。
樹齢100年の桜の木は、神亀の専務が大切に手入れをなさっていて今も健在。気のせいかもしれないけど、この桜、満開になっても饒舌じゃないというか、非常に風格があるのだ。この日は残念ながら、まだ一分咲き程度だったけれど。
花冷えどころじゃく寒くて、みんなダウンを着込んでの宴会。われら8人と、これまた毎年お花見の日が一緒になる、専務のかかりつけのお医者さんチーム8人(だったかな?)。大所帯だけど、静か。別に石原さんに言われたからじゃなくて、ものすごいごちそうと、十分すぎるほどの神亀さんのお酒をいただくのに忙しく、騒いでいる暇はないのだ。あ、ごちそうの数々の写真を撮るの、忘れてしまった。(3昼)